こんにちは、オタクFP見習いのカイです。
今回はFP試験も終わったので、受けてみての感想と反省を綴ってみますね。
スポンサーリンク
感 想
まず、突然思い立ったわりには、なんとか合格できたなーと言うのが正直なところですね。
実のところ仕事をしながら勉強して、なんてこと私にできるのか?と不安でした。
典型的な三日坊主でもあるし、なんだかできる気がしないなーと。
でもネットで調べると、FP3級はだいたい「楽勝♪」と書いてありましたし、2級に関しても「他の資格に比べたら楽」みたいな感じでしたので、もしかしてなんとかなるんじゃないの?と気楽に考えてもみたりして。
でも、やっぱり40代も後半、関係のある仕事をしてるわけでもない、そんな状態の中での勉強は大変でした。
一番はモチベーション維持が難しいですね(笑)
勉強を始める前のモチベーション維持
仕事していると、残業になったり飲み会がたまにはあったりと、無駄な時間が生じてしまう。
それでも勉強しないといけない。
暑かったり寒かったり、疲れていたりやりたくなかったり。
途中では、とにかく「やらなくていい口実」を探しまくったりもしました。
ダメダメですね(^_^;
では、そんな時にどうやってモチベーションを維持したか。
答えは簡単でした。
本勉強は「FPの勉強」
ではプレ勉強と言うのは何かと言いますと
美文字練習帳を買ってみた。
詳細は後日改めて綴ってみますが、この美文字練習帳を勉強前に15分だけやることにしたのです。
15分ですから10文字やれればいいくらいの時間なのですが、けっこうこれが本勉強を始める前の助走的な感じになったのです。
短い時間でも文字の練習をすると、なんとなく気持ちがやらねば!と言う気になりました。
その流れで勉強に入れー!とばかりに勉強をしてましたね。
本番をやる前のプレ時間を作ると、勢いで本番の勉強もがんばれると思いますよ?
ぜひとも試してみてください。
勉強を始めてからのモチベーション維持
勉強を始めたら始めたで、ついつい気が散りませんか?
とくにわからなくなったり、理解できなくなると、つい。
私は気が散ります。
集中力が続きません。
せっかく勉強前にプレ時間と言う助走をしたのに、スタートしたらけっつまづいた、みたいな。
ダメですねー(^_^;
それでも勉強はしないといけない。
いけなくないけど、続けたい。
このままだとすべてが無駄になる。
じゃあ、どうやったら続くのか?
なんで続かないのか。
考えました。
その結果、わかったことがひとつ。
30分以上、集中力が続かない。
と言うことです。
30分を超えると飽きてくるんですよね。
そうなるとやることは一つです。
それだけです。
飲み物を携帯マグに入れて常備しておく。
時間が来たら、問題が途中でも強制的に5分休む。(5分後にアラーム)
ひたすらこれを繰り返しました。
1コマ30分です。これに5分の休憩です。
それを一日3~4コマ程度です。
ゆるいと思います。
でもこれが精一杯でした。
それでも興に乗ると、ちょっと延長してみたりもしましたので、その時の状況で長くしたりコマ数変えてみたりでいいと思います。
これは3級も2級も同じやり方でした。
無理は禁物です。
でも2級の時はギリギリでした(笑)
最後の追い込みくらいはした方がいいかもしれません・・・
暗記は難しい
もうね、一言で言ってアラフィフに新しいことを暗記するのは難しいです。
しかもたくさん。
暗記だけの一夜漬け的な方法は無理。
FP試験の概要6項目ですよ。
2.リスク管理
3.金融資産運用
4.タックスプランニング
5.不動産
6.相続・事業継承
これが見ての通り多岐にわたっていて、覚えていく途中で何がなにやらわからなくなったりもしました。
年金や所得税の計算、相続税の計算も何回やってもうまくできなくて。
それでも3級はまだなんとか覚えられたのですが、2級になったとたん、本当に頭に入らなかった。
参考書読んでもまったく頭に残らない。びっくりするくらい残らない。
過去問ばっかりやっていたというのが一番の大きな弊害かもしれません。
それにからめて数字を覚えていく。(学科)
計算する。(実技)
のように段階を踏んで覚えて行けばよかったのかも、と今更ながら思います。
やはり理解を深めることに終始して勉強すれば、もっと楽だったのかな?と反省しきりです。
とにかく理解も暗記も吹っ飛ばして「過去問」と「計算」ばっかりしてましたから(笑)
ちなみに「計算ばかり」のダメな理由は次の通りです。
計算問題の反省
実技の計算問題にはだいたい計算をする上でのヒント(計算の過程等)が問題に書かれています。
それを見ながら解いていくわけですが、そのヒントは虫食いなので、ある程度そこに何が入るのか覚えていないといけないわけです。
2018年9月 FP2級 実技 個人資産相談業務<第1問>
(問3)の資料の一例・老齢基礎年金の計算式(4分の1免除月数、4分の3免除月数は省略)
779,300円×保険料納付月数+保険料半額免除月数×(□分の〇)+保険料全額免除月数×(□分の△)
と言う風にほぼ、計算の経過が書いてあるのです。
だけど。
抜けてる。(□分の〇)とか(□分の△)とか。
これはつまり「国民年金の保険料免除制度・納付猶予制度」を知っていないといけないと言うわけです。
どういうことかと言いますと、収入が少なくて国民年金が支払えないと言う方には「免除」や「猶予」を受けることができます。
保険料免除制度に関しては
全額免除、4分の3免除、半額免除、4分の1免除
とありまして、免除された金額によって支給される年金額も変わってくる制度です。
保険料の免除や納付猶予が承認された期間は、年金の受給資格期間に算入されます。
つまり支払っていなくても「支払ったと言う期間」になります。
実際は支払ってませんので、支給される年金は減額されますが。
お気をつけください。
といった具合に免除や猶予された月数は通常の金額よりも減らされることを想定した式になるわけです。
この問題に関しては「□分の〇」や「□分の△」は覚えていなければいけないと言うことになります。
なので、過去問ばかりやっていると、違う聞かれ方
779,300円×保険料納付月数+保険料4分の1免除月数×(□分の◆)+保険料4分の3免除月数×(□分の●)
となっただけで、もうわからなくなります(^_^;
なので、理解しましょう。覚えましょう。と言うとこなんですね。
過去問の計算ばかりやっていてはいけませんと言うことです。
やっと理解しました(笑)
でも計算問題は大事なので、練習はしてください。
練習しながら暗記ができれば一番なのかもです(^_^;
ちなみに保険料免除は平成21年4月以降の場合、以下の通りです。
全額免除 = 2分の1支給
4分の3免除 = 8分の5支給
半額免除 = 8分の6支給
4分の1免除 = 8分の7支給
全額納付 = 8分の8支給
詳しくは後日改めて。
まとめ
ともかくできれば60点満点なら40点以上。50点満点なら35点以上取れた!って実感があると安心ですね(^_^;
どうしても苦手な項目は、さらりと目を通すくらい。
得意な項目は徹底的に。
などとしてもいいかもしれません。
ただ苦手な項目が多いと危険ですが(笑)
なんにせよ、私のように綱渡りにならないように気をつけてください。
でもアラフィフの私でも取れたのですから、大丈夫!
勉強の仕方さえ間違えなければ(私のように運だけではなく)合格できます!
FPの職種によるからでしょうか、ひとつひとつは深くは問われません。
もちろんきちんと深く理解するのがベストでしょうが、そこまで深い出題はありません。
試験自体は全体的にオーソドックスな問われ方をしてると思います。
なので、基本や押えるべき語句や計算問題さえ間違えなければ、難関と呼ばれる試験ではないです。
大丈夫です!
自信を持って受験してください!
これから受験される方、受験を考えている方、どうぞ私を反面教師にしてがんばってください!!(^_^)
あとは試験に慣れていない人は、試験会場の雰囲気にのまれないようにしてくださいね。
では、長々と受験記を書いてきましたが、ここまで読んでくださってありがとうございます。
読んでてわかりづらかったですよね(^_^;
いつかこの「FP受験記」をもう少しわかりやすいようにまとめるかもしれません…
今後はせっかく取った資格です。
活用していきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
次はちょっと寄り道して、オタク的な話をば。
では、また!
コメント
コメントはありません。