こんにちは、オタクFP見習いのカイです。
今回はオタクらしく、おすすめコミックです!
実際はFP2級試験後に現実逃避のために買いました。
スポンサーリンク
白暮のクロニクル
kindleで全巻大人買いです。
ゆうきまさみ先生の異色のミステリーですね。
感想を綴ってみますね。
内 容
舞台は未来の日本。
現実とは少しだけ違う日本が舞台です。
主人公のひとり、厚生労働省の新人公務員である伏木あかりは、保健所の研修中にオキナガ殺人事件に出くわす。
殺された男は『オキナガ』と呼ばれる不老不死(長命者)の人間。
あかりはそこで出会った厚生労働省の大臣参事の竹之内唯一から事例を受けて、オキナガを監督する部署である『夜間衛生管理課』に配属された。
その際に私設図書館『按察使文庫』で、もうひとりの主人公オキナガの雪村魁と出会った。
雪村は私設図書館でさまざまな殺人事件の資料を集めながら、12年に一度訪れるひつじ年に行われる連続殺人事件を調べていたのだった。
連続殺人が羊殺しへとつながり、魁とあかりはひつじ年の連続殺人事件の犯人『羊殺し』を追っていく。
大きな羊は美しい。
感 想
いやぁ。もう一気読みですよ、一気読み!
全11巻一気読み!続きが気になって気になって!!(>_<)
オキナガと言う種族もさることながら、その特殊性、そして普通に存在が許されているところがなんともねー。
いや、きちんと管理されてます。
管理と言うと語弊があるけども、彼らはきちんと健康診断は義務付けられている(死なないのでウイルス感染したまま歩き回れると困るとか言う理由)し、なにかあると元収容所に入所させられる(昼間動けないとか吸血するとか差別的な目で見られることもあるので)し。
でも普通に生きている人たちもいる。肩身は狭いが。
本人たちもそれはなんとなくわかっている。
そりゃあ、普通の人たちよりも長生きしてるから達観してると言うか、昔よりはマシと言うか(^_^;
そんな世界で主人公あかりと魁くんが連続殺人事件を追っていく!
殺しても死なないオキナガを確実に仕留めていく犯人。
十二年ごとに殺人を犯す「羊殺し」
それはいったい誰なのか?
なんのために犯行を繰り返すのか?
もうね。なんかね。
登場人物があかり以外みんな怪しいし(笑)
逆にあかりの全然怪しくないところが、怪し…くないんだな、これが(^_^;
あとはあかりの上司であり、魁くんの血分けの親であるオキナガの竹之内!
ちなみに私のイチオシです♪
※「血分けの親」と言うのは
オキナガである者の血を瀕死の状態である人間に分け与えること。
血が合えば、そのままオキナガになります。
合わなければ、ちょっとだけ生きながらえるけど、死亡してしまいます。
なのでどんどんオキナガが増えていくわけではない。
でもね、その魁くんと竹之内の立場と関係だったりとか
魁くんとあかりの関係だったりとか
「羊殺し」と魁くんたちの関係だったりとか。
読むのが止まらなかったですねー(^_^)
最後まで読むと「あ!最初のシーンって…」て思わず第一巻に戻りましたよ!!
あー、なんかねー。
オキナガって切ないー(>_<)
どんなに普通の人を好きになっても自分だけ年を取らないんだよ。
たくさんの大切な人たちの最期を看取らないといけないんだよ。
何人も何人も看取るんだよ。
それでも魁くんたちの周りは賑やかに、楽しくあってほしい。
それを切に願う。
話が話だけに、そこそこグロいシーンはグロいんだけど、きれいなのですよね。なんだか。
ゆうきまさみ先生は相変わらず丁寧な絵だなぁと思った次第です(^_^;
続きは出ないだろうけど、それからの魁くんたちがどうしてるのか、ちょっと見てみたいなー。
今年は「究極超人あ~る」の最新刊が31年ぶりに出たこともあって、なんだかゆうきまさみ先生イヤーだったような気もしないでもない。
そこから流れて「山本 正之」氏に走ってしまったが(^_^;
そして最後に。
犬のタナボタは癒し。
それでは次回はFPらしいお話に戻ります!
「貯蓄から投資へ」を綴っていきたいと思います。
では、また!
コメント
コメントはありません。