こんにちは。オタクFP見習のカイです。
仕事自体は嫌いじゃないけど会社は嫌い。通勤がめんどくさい。それさえなければ!みたいなこと考えてます。いやもう昔から。
だってめんどくさいでしょ?毎日毎日満員電車に揺られたり、運転したり。私は後者。
何でもない日はいいけども、豪雨だったり雪が降ったり、路面がブラックアイスバーンだったり(仙台市は多いのです)したらもう!もうもうもう!
なんで命削って会社に行かねばならぬと本気で思う。
晴耕雨読。
憧れる。でも憧れだけでは生きてはいけない。
そう。お金が無いから。
そこで私は考えた。
不労所得で楽したらいいんじゃないの?
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不労所得とは?
読んで字のごとく「働かずして得られるお金」です。そう!働かなくても入ってくるお金だよ!やったね!
ちなみに「預貯金の利息」なんかも立派な不労所得ですよね?金額少ないけど。
他には株式投資で得られる「配当」や、不動産を貸して得られる「家賃」、アフィリエイトやブログで得られる収入なんかも入るのかな?
私としてはブログ書いてるじゃん。働いてるじゃん。って思うけども。
もう一度言います。
不労所得とは、自分は働かなくても入ってくるお金です。
私は投資の利益や配当で狙いたいです。夢を語ります。そのくらいは許されるでしょう。きっと。
毎月3万円分の不労所得を得るにはいくら必要?
ここで不労所得だけで生活なんて大それたことは言いません。
とりあえず毎月3万円くらい給料以外に自由になるお金があるとうれしいなくらいから見てみましょう。
毎月3万円×12か月=36万円
が手元に残るように。
今回は税金のことも考えてリアルにいきましょうかね。
手取りで36万円てことは、税金20.315%(所得税+復興税15.315%、住民税5%)を引いて36万円だから
36万円÷(1-0.20315)=451,779円
つまり税込約451,780円を一年間にもらえないといけないわけです。
不労所得を何で得るか?
さて、毎月3万円の不労所得を得るのに必要な年額は出ましたね!
それを何で得ましょうかね?
株式の配当か、投資信託の分配金か、家賃収入か、アフィリエイトの収入か。
とりあえず「株式の配当」と「投資信託の分配金」で見ましょうか。
家賃収入やアフィリエイトの収入は難しいから今回は除外。
株式配当の場合
株式配当で不労所得を得ようと思った場合、考えなくてはならないのが配当の金額と株価です。
どういうことかと言うとA社、B社、C社と3社あった場合を考えていきましょう。
※単元株数は全て100株とし、一株当たりの配当は全て年額とする。
【A社の場合】
株価2,000円、一株当たりの配当80円、配当利率4.0%
451,780円を得るには5,700株必要となり、必要金額は11,400,000円となる。
【B社の場合】
株価500円、一株当たりの配当3円、配当利率0.6%
451,780円を得るには150,600株必要となり、必要金額は75,300,000円となる。
【C社の場合】
株価5,000円、一株当たりの配当100円、配当利率2%
451,780円を得るには4,600株必要となり、必要金額は23,000,000円となる。
うーん。どれもあまり現実的じゃないですね。
そもそもそんな種銭あったら老後資金とか考えなくていいじゃん。特にB社。7千500万って…
しかも配当と言うのは必ず出るわけでもなければ、いつまで出るわからない。出たとしても金額がずっとこの通りとも限らない。
増配ならまだしも減配になったら株価も下がるし目も当てられない。無配なら何をかいわんやです。
配当だけで不労所得を得ようと思ったら、配当利率はせめて5%以上とかないと辛いです。
あとは株価との兼ね合い。経済が冷え込んで株価が下落しまくってるときにうまいこと買えればラッキーなんですけどね。
てことで、一社限定の配当だけで不労所得を得ようと思うのは非現実的ぽいと言うことがわかりました。
不労所得への道は険しそうです。
投資信託分配金の場合
投資信託の分配金で不労所得を得ようと思った場合、考えなくてはならないのが分配金の有無です。
いや、分配金があっても再投資されちゃうと手元には来ないので不労所得にならないわけです。
それと分配金を受け取れたとしても、きちんと利益が出ている普通分配金がどうか?です。
投資信託の運用で利益が出た場合の余剰金。課税対象。
【特別分配金】
投資信託の運用で利益が出ない場合の余剰金。非課税。
特別分配金って??て感じですが、これは一言で言って「決められた分配金額を出すために自腹切った」みたいな分配金なので、その分基準価格が下がるのです。
自腹切ったので非課税となります。
ではここでA投信・B投信・C投信の投資信託で見ていきましょう。
※基準価格・分配金は1万口あたりとし、全て普通分配金とする。決算は全て年一回とする。
【A投信】
基準価格5,300円、分配金100円
451,780円と得るには45,178,000口必要となり、必要金額は23,944,340円となる。
【B投信】
基準価格12,000円、分配金300円
451,780円と得るには15,059,500口必要となり、必要金額は18,714,400円となる。
【C投信】
基準価格9,800円、分配金350円
451,780円と得るには12,908,000口必要となり、必要金額は12,650,000円となる。
これまたちょっと現実味が無いですよねぇ。同じく種銭が全て1千万円超え。
株式の配当よりはマシかもしれないけど、配当と違って分配金は本当に出るかどうかは全くもって不明です。
その年の運用次第なので、配当より出るかどうかわからないわけで。
やっぱりそう簡単には不労所得は得られないのか・・・ (((´・ω・`)
投資信託分配金には裏ワザがある!
って、ちょっとまったーーーーーー!!
投資信託の分配金を得るには裏ワザがあるよ!
時間があるなら一気に買うんじゃなくて積み立てていけばいいんだよ!
そう!「積立投信」だーーー!!!
必要な時期まで積立投信で口数を増やしておいて、利益が出たら売却。その売却した金額で投信を買う。
もしくは、必要な時期まで積立投信を買い続け、時期が来たら積立を止めて運用のみとする。
どうだろうか?使えないかい?
しかも「つみたてNISA」の場合は売却益は非課税。
そうして増やしていって、いざと言う時に備える。
それが一番いいような気がしますね。
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ただし「つみたてNISA」の場合は分配金が出た場合、再投資に回されることがほとんどです。
なぜなら「複利効果」が期待できるから。複利に関しては今まで何回かご説明したと思いますが、ここでおさらい。
複利とは:元金の利息を、そのまま元金に含ませて翌年の元金とすること。
例)
2019年:利率3% 元金100万円、年間利息3万円
2020年:利率3% 元金103万円、年間利息3万900円
2021年:利率3% 元金106万900円、年間利息3万1827円
こんな風に利息を元金に繰り入れて翌年から運用すると、雪だるま方式で金額が増える計算となる。
※つみたてNISAは2019年の時点で2037年までの時限措置となっています。2037年まで積立ができ、2037年分の積立をそこから20年運用可能なシステムです。
2019年から開始の場合、積立時期は20年未満となります。ご注意くださいね。
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そう考えると積み立てていく期間は分配金は再投資コースか無分配の投信を選んでおき、老後資金として必要となったら分配コースに変更、もしくは分配される投信に買い替えると言うのがよい戦略ではないでしょうか?
とは言え、投資信託の分配金は出るとも限らないしなぁ。
それに、今!この瞬間から!すぐに!は毎月3万円の不労所得を望むのは難しそうだなぁ…うーん。残念!
確定申告は忘れずに!
配当金を受け取ったときには確定申告しましょう。総合課税を選択すると「配当控除」ができます。税金戻ってくる可能があります。
めんどくさがらずに確定申告しましょう。
余分に払った税金ですよ。しっかり取り戻しましょう!!
参考:確定申告の時期ですね
つまり不労所得だけで生きていくのは難しい
なかなか不労所得だけで生きていくのは難しそうだなぁってことはよくわかったのです。
やっぱり最初に種銭が無いと、配当にしろ分配金にしろ大変そうですよね。
うーん。すぐに不労所得で生きるのは難しいか!
これがまだ時間があるのならば、配当取りつつ売却益も狙って、積立投信でコツコツ運用しつつ貯めてなんて複合的な方法もオススメなんですけどね。
もちろんうまくいくとは限らないのが世の常。その時にはきちんと勉強してから投資に挑みましょう。
もっとほかの方法がないか調べてみますねー!いいものがみつかったらまた報告しまーす!
では、また!
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