こんにちは。
オタクFP見習のカイです。DCプランナー試験情報集めてる最中です!集まりません!
さて突然ですが、アラフィフ女子たちに必要なのは「美容と健康と老後の資金」です。
ここでは主に「老後の資金」のことを話してるわけですけどね。
本当は「美容と健康」にも気を配りたい。
でもまあ今回も「老後の資金」である個人年金保険の話をしみてようかな。と。
と言ってもFP試験でさらりと勉強しただけで、あとは自分で調べたことなんですよね。
しかも、私は入ってないです。入るつもりもないです。
FP試験でも出ますが、覚えてません。保険難しくって…(´・ω・`)
スポンサーリンク
個人年金保険とは
じゃあいったい「個人年金保険」ってなんなのよ。ってとこから言うと
契約時に定めた年齢から毎年、一定額の年金が給付される保険制度
ですね。でもってこれは私的保険です。公的保険ではないので自分の意志で加入は決められます。
つまり自分で保険料を支払って年金を作る制度ってことです。でも
生命保険と年金の複合技。
てことで死亡給付金(保険金)はあるけど、傷害保険や医療保険は無いです(2019年3月現在)
個人年金保険の仕組み
下の図を見てください。これは某個人年金保険のパンフレットからパクった表です。
この個人年金保険は
0~60歳までの人が契約できて、保険料は20~40年間払い込める。
据え置き期間は無し~5年まで選択可能。据え置き期間に関しては後ほど。
年金形式は「5年」か「10年」の確定年金。
保険料は毎月支払うか、1年分まとめて払うか。前納は無し。前納に関しては後ほど。
毎月の保険料は1万円から。
毎年の年金額は5年確定の場合は20万円から、10年確定の場合は10万円から。
こういった内容です。まあ、書いてあるまんまですが。
では後回しにして用語「据え置き期間」と「前納」の解説を。
- ・据え置き期間
- 保険料を払い込んだ後に受け取るまでの猶予期間。
その間に保険料は運用される。 - ・前納
- 保険料の一括払いの一種。
一時払いとは別物。
って言われてもわからないですよね。特に「前納」。
私も何の違いよと思ったよ。
ちなみに一時払いも前納も全保険料を一括で支払うことではあるんですよね。
保険料一時払いと前納の違い
これは別途項目をつけて説明。
さっきも言ったように保険料の支払いの一括払いには「一時払い」と「前納」があるのです。
どちらも全額一気に支払うことには違いなんだけど、扱いが違います。
- ・一時払い
- 保険料を全額一気に支払うこと。その保険料はすべて一気に保険料に充てられる。
- ・前納
- 保険料を全額一気に支払うこと。ただしその保険料は保険会社預かりとなり、そこから毎月一定額が保険料に充てられる。
の違いがあるのです。
でも支払う側(契約者)はやることは一緒です。
どちらも「一気に保険料を全額支払う」んですけどね?
実は大きな違いがあるんですよ、この二つ。
そこを掘り下げて説明しよう。
- ・一時払い
- 払い込み時点ですべてが保険料となるので、その後の運用益が大きくなる可能性が高い。(全額運用のため)
保険料の割引率は高い可能性がある
解約した場合はすべて解約返戻金となるため返戻率は低くなる。
生命保険料控除は払い込んだ年のみ適用(控除額は最大4万円) - ・前納
- 払い込んだ年金はすべて保険会社預かりとなり月々の保険料に充てられるので、運用益は大きくは増えない。(最初の頃は運用元本が少ないため)
保険料の割引はあるけど一時払いよりは低い可能性が高い。
解約した場合は期日までの保険料は解約返戻金となるが、それ以外はそのまま返却される。
生命保険料控除は毎年適用
ということで似ているようでその後の扱いが大きく違う二つ。
一時払いは運用益が大きくなる可能性が高いけど解約した時と控除が不利。
逆に前納の場合は運用益はあまり大きく増えないが解約時と控除に有利。
ただし生命保険控除を受けるには条件があるんだよね。
その条件は
個人年金保険契約の被保険者と年金受取人が同一であること
個人年金保険契約の年金受取人が契約者本人または配偶者であること
個人年金保険契約の保険料支払期間が10年以上であること
年金受取開始年齢が60歳以上であること
年金受取期間が10年以上であること
だそうです。
5年受け取りはダメなのね。
うーん。だとしても私としてはやっぱり「前納」のほうが有利だろうなーって気がするんですよね。
運用益は確かに一時払いの方が多くなる可能性は高いけども、それまでの期間の控除がでかい気がするんです。
もちろん控除条件前提ですけどね。
50歳から契約して65歳から10年以上の受け取りができれば控除もあるってことでね。
どうでしょう?
まあ、この個人年金は前納不可みたいだけどね。
個人年金受け取り時の二種類
では次は受け取りについてです。これも下の図を見てください。
これは払い込みから受け取りまでの図です。
30歳男性が30年間保険料を払い込んで、5年間据え置き65歳から受け取るようになってます。
保険料の支払総額が30年で1080万円なんですが、受取金額の総額が「年金受け取り」と「一括受け取り」で変わってきてるのがわかるでしょう?
「年金受け取り」の方が多いんですよね。
それは保険会社に預けている間は運用してくれてるからなんですよね。
- ・年金受取
- 決められた年数(この保険の場合は5年か10年)に分けて受け取る。
途中で年金受取人が死亡した場合には、死亡保険金受取人に一時金として支払われる。
- ・一括受取
- 年金開始日に一括で受け取る。
どちらも年金開始前に年金受取人が死亡した場合には死亡保険金受取人に一時金として支払われる。
まあ、年金受取と一括受取のどちらがいいとか悪いとかは無いでしょう。
その時のあなたの状況で好きなほうを選べばいいよ。
もちろん年金受取のほうが受取総額は多いけど、10年何事もなく受け取れるかどうかもわからんしね。
いや、受け取れるように健康でいろって話なんだけどさ。
ただし、受け取り時にはどちらも税金がかかるので要注意!
もちろん払い込んだ金額を差し引いて計算するので、そう多くは無いはず。
受取金額にもよるのでここでは何とも言えない。
まとめてみるけど
じゃあ、個人年金保険はいるかどうかということで言うと、
必要ならば入った方がいい
てことかなぁ。
って、ごめんなさい。わかりきってること言った。自覚ある。自覚あるけど言う。
だってさー、おひとりさまにしてみたら死亡保険金って不要じゃん?自分死んでからのお金でしょ?誰に残すのよって。
だったらそのお金を積立投信とかで運用した方がいいような気がするのね?
そっちの方が自由度高いし。
それに先ほどの例でいえば30年保険料かけて5年据え置いてトータル35年で5.9%しか増えてないんだよねー。
これが毎年複利で増えるなら年間1%で運用したとしても30年目ですでに1200万円超えるのよ、これが。
そう考えると個人年金保険メリット薄いなーとか私は思う。
でも積立投信がどーーーーーしてもできないって言うのなら、個人年金保険はありだと思うの。
条件次第では生命保険控除も使えるので年間の税金も安くなるしね。これはめっちゃメリット。
強制的に徴収されるし解約すれば返戻金は減るから続けるだろうし、めんどくさがりさんにはピッタリ!
個人年金保険は使えないシステムでもないし、運用次第ではそれなりに利益も出るし。
ダメとは言わない商品だと思う。
でも保険は結局保険会社がもうかる仕組みになってると思うと、手放しでオススメはできないなぁ。
まあ、自分で運用すると失敗することもあるのでお任せしちゃうのも一つの手だけどね。
なので必要な人は入ればいいよ。
さて、今度はもう少しほかの保険のことについても調べてみようかな。苦手だけども。
ええ、めっちゃ苦手だけども。本当に苦手だけども。
難しいんだよー!!!
でもがんばる。では、また!
コメント
コメントはありません。