こんにちは。オタクFP見習カイです。
アラフィフ女子たちに必要なのは「美容と健康と老後の資金」です。
ここでは主に「老後の資金」のことを話しています。
**************
現実問題、老後の資金を貯めましょうって言ったときに思いつくのは
貯蓄
ですよねー。
貯蓄してコツコツと貯めていく。
そういうイメージですよ。
だって、お金が一番安全だもの!
て感じですよね?
でも本当に「お金は一番安全」なのか?
て話。
スポンサーリンク
現金のリスク1 <価値の低下>
現金だってリスクはある。無リスクのモノなんてこの世には存在しない。
現金の価値だって上下する。
だって現金は現金でしょ?
そう思ってるあなたは甘い。
現金だって価値が変わる。
それを最近よく思うのはTVでやってる「開かずの金庫開ける」的な番組。
100年開けてない金庫
開けてみて何が入っててほしいですか?
なんて聞いてみて「やっぱりお金ですよねー(笑)」なんてのんきに言ってる人。
それを見ながらよく思う。
何言ってんの?
って。
だって100年前っつーたら大正時代?だよ。
大正時代の大金が今の時代でいくらだよ。
仮に当時のお金が出てきたとしてよ?
大卒初任給が35円(大正4年当時)の時代の大金っていくら?
それ、みつかってうれしい?
てもんですよ。
番組自体は面白くて好きですけどね。
だいたい金庫は空っぽだし( *´艸`)クスッ♪
それはさておき。
つまり、貨幣価値は時代とともに変わるということ。
価値が上がりもすれど下がりもする。
もちろん100年前の価値ほど変わらないにしろ、
今から頑張って老後の資金を貯めて、れが必要になったときに自分が思うだけどの価値なのか?
10年後の100万円は現在と同じ価値なのか?
貯蓄するならその価値の下落を考えて貯蓄しないとね。
現金のリスクを回避するには?
じゃあ、現金だけ貯めてても仕方ないのか?てわけじゃないのですよ。
その現金オンリーのリスクを回避もしくは分散しておけって話。
その現金のリスクを回避するにはどうすりゃいいんだって感じだけども、
それはもう口を酸っぱくして言ってる
投資に回そう
ってことです。
はい。馬鹿の一つ覚えで申し訳ない。
でもこれが解答のひとつだと思うのです。
でも投資だって価値が下がるじゃん。
はい。そうですね。
だったらそれがなんでリスク分散になるの?てことを簡単に言うと
現金の価値が下がったときは景気が良くなっている
わけです。
もちろん金利も上がるので、銀行預金などの金利も上がってはいるでしょう。
でも投資の利率に比べたらさほどの話ではない。
現金のリスク2 <機会損失>
2つ目のリスクは 機会損失。
その前にインフレと現金価値の下落の関係を再確認!
インフレと現金価値の下落の関係
現金の価値が下がるってことは、ご存知の通り「インフレ」になること。
つまり物の価値が上がることで、相対的にお金の価値が下がる。
リンゴ1個 100円
リンゴ1個 200円
どちらがお金の価値が低いかっつーと、当然リンゴ1個200円のほうがお金の価値は低いわけですよね?
リンゴは何も変わっていないのに、価格だけが上がる。つまり貨幣価値が下がる。
じゃあ、リンゴ1個100円だったものが200円になるってことはどういうことかっていうと、そうこれだ。
インフレ
ですよねー。
2019年現在日銀総裁が言っている物価2%上昇ってやつです。それですよ。
まあ物価が2%上昇したらインフレなのかって言われると知らないけど。
しかも実際問題デフレは脱出したんだかしてないんだかってアレですよ。
とにかく今はデフレ脱却させてインフレにさせたいわけです。
なんでかっていうと
インフレは景気がいいから
てこと。言葉はおかしいかもしれないけども、インフレてのは景気がいいんですよ。
モノが売れるし、企業の業績もよくなるし、株価も上がるし、給料も上がる。
そしてお金があるからモノが売れる。
このスパイラル。これがインフレ。
私らアラフィフ世代にはバブルの時を思い出してもらえればわかるはず。
ちなみに私はバブルのしっぽくらいは知ってるけど恩恵は受けられなかった世代です。
政府としてはバブル再来!とまでは思ってないにしろ(やばいからね)、せめてあと2%は物価上昇させたいわけです。
でもそもそも物価よりも給料上げないと無理だと思うよ?
物価だけ上げても景気がよくなるわけじゃない。
もうらうもんがそのままだとより貧乏になる。
なんにせよ現政府としてはまず物価を上げたいと思っている。じゃないと日本の経済がやってらんないからね。
でもそうなると、さっき言ったように「現金の価値が下がる」んですよねー。
これですよ、これ。
日本経済が良くなってインフレになると現金の価値が下がる
てことをしっかり頭に入れておきましょう。
逆に日本経済が良くなると「株価が上がる」てことは、投資に回していた資金が運用されて利益が出るんですよ。
つまり
現金の価値が下がるときは投資の価値が上がる
という関係性が見えてきたでしょう?
増やす機会を損失している
そうなってくるとわかってくるのが、最初に言った
現金は無リスク資産ではない
ってことです。
必死になって貯めた虎の子の数百万円数千万円が、いざ必要になったときに想定した価値があるかどうかってことが問題になります。
つまり現在必要だと思っている老後の生活資金は、老後に足りる金額なのか?
しかも、現金だけだと貯めることはできるけど増やすことはできない。
ってリスクもある。
これは何回も言っている
現金では複利の恩恵は受けられない
ってことでもあるのです。
つまり増やす機会があったにも関わらず、それを利用することができないというリスク。
100万円のまとまった金額があったとしても定期預金10年、年利0.1%で運用できたとして
満期になったときの金額が101万円にしかならない。
投資で100万円を元本にして年利3%で10年運用できたら、10年後には1,334,000円。
その差324,000円。
これが現金の機会損失リスク。の値段(笑)
せっかく増やすだけの期間があるのに、それを捨ててしまっている。
もったいない。
現金のリスクも頭に入れておこう
今見てきたように現金だけに頼るのは2つのリスクがあるということ。
価値の低下のリスク
機会損失のリスク
この2つ。
いくら保守的な女であっても、この2つの損失を引き受けていては、貯まるものものも貯まらない。
しかもこの2つのリスクは「投資」をすることによって回避することができるのに。
投資が怖いなーって言う気持ちもわかるけど、ここはせめて半分でも投資に回してみるとかでリスク分散してみませんかね?
特に投資は短期間よりも長期間の方がリスクは少ないのでオススメなんですけどね。
投資信託はほとんどが損をしているではないかって声もあることはあるんです。
でもこれは「一括購入」の投資信託であって「積立投信」の話ではないんですよね。
なので、少しでも早く積立投信から始めることをお勧めするのです。
積立定期預金を増やすくらいなら、それは積立投信にしませんか?
現金だけでは現金のリスクを回避することはできませんよ?
本当は収入を増やす方向で行くことも考えた方がいいけど、こっちはなかなか難しいのでねー(^_^;
コメント
コメントはありません。